意を決して、今日家に戻ります。絶対にあの地獄のような日々に連れ戻されないように
息子が時間を作ってくれることになりました。娘にも協力してもらって、今日家から私の大切な荷物を移動させます。大人3人で作業をすれば30分かからずに運び出せる量だと思うので・・・できるだけ早く作業を終わらせて、もう二度とあの場所には帰らなくていいよう、準備を整えます。
緊張します。主人からのメールは昨日からきていません。本当は我が家にむつみや義理の母が潜んでいるのでは?という不安もあります。先に息子が家の中に入って確認をしてくれる予定なのですが・・・緊張で今から心臓が痛くなるほど動悸が激しいのです。
あの生活からついに抜け出せるという、喜びの感情と共に、今まで受けてきた様々な仕打ちが思い出されて、頭がパンクしそうですが、今はとにかく1秒でも早くあの家に戻らなくてもいいような状況を作ることが重要ですよね。
大切なものを運び出せれば、今度こそ何の未練もなくなりますので、私はあの場から永久的に姿を消します。
引越し先は中途半端に離れた距離では意味がないと思いますので、子供や孫たちに会うのは大変になりますが、かなり遠くの地へ移動するつもりでいます。弁護士さんに依頼をして、代理人を通して離婚も進めます。
全てを同時に進行するのは不器用な私には難しいことかもしれませんが、52歳にして全く新しい生活を開始できるという喜びを胸に頑張ってみようと思っています。
ついに、私はついに地獄から這い出すことができるのですね・・・
主人や親族たちは私を逃がさないように必死になるのかもしれませんし、もしかしたらあっさりともうあんな嫁はいらないと何もしてこないのかもしれません。
どうなるかはわかりませんが、こうしてあの生活を離れることができて、冷静に考える時間を設けることができて、凄くよかったです。
あの鬼たちの、目を釣り上げて怒鳴りつける姿をもう見なくて良くなると思うと、心がスッと軽くなるのを感じます。
どうか・・・どうか何事もなく家から荷物を運びだせますように。