10年以上前の話、子供達と私が同時にインフルエンザになった時の主人の対応は残酷なものでした
病院はかなり混んでいました。孫の診察結果はインフルエンザA型、熱は40℃近くあります。
ここで私も体調を崩してしまうと大変なので、自分の体調管理もしながら家の中の事をしていきます。娘の方は熱が下がり、幾分体調も楽そうになったので一安心しました。娘は真っ赤な顔をして苦しそうにしていて可哀想です・・・
今は何も食べられなそうなので、薬を飲んで横になっています。頭がすごく痛むみたいなので、今日は外出する予定でしたが1日看病に徹したいと思います。
パート先の店長さんとは、本当はお会いして直接話をしたいと考えていましたが、あまり先延ばしにするのも迷惑がかかってしまうので電話で話をしてみます。出来れば今週の仕事からもう出勤しなくても済むような状態になれば良いのですが。
もう10年くらい前の話、子供がインフルエンザにかかってしまい、少し遅れて私も発症してしまった事がありました。熱が上がっていても、子供の看病はしなければなりませんから、意識が朦朧としながらも食事を作ったり洗濯をしたりと家の中でせわしなく動いていました。
先に子供達の方の熱が下がり(子供は熱が下がると急に元気になりますよね)学校へは行けないので家の中で大人しく過ごしていましたが、私の方はインフルエンザの熱ともともと体力がなかった事で症状をこじらせて、体調不良が長引いていました。
それでも主人は私にあらゆる家事を要求しましたし、少しでも遅れていると激しく怒鳴りつけてきたのを覚えています。
そしてある時、私が主人が食事をしている時に気分が悪くなってしまいトイレに駆け込んで戻してしまったのですが・・・トイレから出てきた私に対して
家の中にお前のような病原菌がいると食事もまずくなる
人の食事中にきたない事をしてるなよ、目障りだ
お前がしっかりしてないから子供も体調を崩すんだ、お前の軟弱な血があいつらにも流れてるからいけない
そのような事を延々と言われ、ほとんど食事ができていない上に胃の中のものを全て吐き出して、意識が朦朧としている私の頭からコップの水をじゃばじゃばとかけました。
風呂も入ってないから汚いと言って・・・
いくら頑張っても報われず、こんなに悲しいことまでされるのなら私なんていなくてもいいんじゃないかと思い、泣きながら掃除をしました。
主人にはこの結婚生活の中で体調を気遣ってもらったことは一度もありませんし、前にも書きましたがいくら体調を崩していようと休ませてもらうことはできませんでした。
もともと体があまり強くないので、私はよく体調を崩します。その上、精神的に参ってしまって日常的に頭痛や腹痛もあるので・・・あの家庭に入って、寿命が10年以上は縮んでいるような気がします。あの人と同じ屋根の下で生活をして、あの親族の相手をしている内に。
娘はもう普通に食事ができそうなので、もう少ししたら孫を起こして少しは何か食べさせてあげないと。でも今日いっぱいは食事は無理かも知れませんね。水分補給をしっかりさせてあげながら細かく様子を見てみます。
今日はどうか、あの鬼たちから何の連絡もちょっかいもありませんように。