今すぐ消えてしまいたい

主人の親族にいびられ続けて精神的に限界です

今思えば私が悪かったのかも知れませんが、1カ月近くかけて私と娘で作った手編みの手袋を焚火の中に放りこまれ、あげく

まだまだ寒いからと、この前娘の家を出る前に娘から手袋をもらいました。アパートの中では室内でも付けていましたし、手袋の持つ温かさに加えて娘からの愛情の温かさも上乗せされてとっても温もりを感じるのですが・・・娘と私は手袋に対して良い思い出がありません。娘がまだ小さい頃の話なので、相当昔のことです。お互いにもうその話は長年してはいません、それでもきっと娘の心の中にはあのときの記憶が焼き付いていると思います。

 

娘が小学校高学年の頃、一時期編み物に凝っていたことがありました。私は母から教わって編み物をよくしていたので、教えながら一緒に手袋を作っていました。コツコツ毎日少しづつ、一所懸命編み上げた手袋は、そこまで綺麗な形はしていませんけれど、それでも可愛らしくて、愛らしい形をしていたのを覚えています。

その手袋は、お父さんにあげるんだと、娘が心をこめて一生懸命作ったもので、驚かせるために出来上がるまでは内緒で、空いた時間を全部使って作っていたのです。慣れない編み物は時間がかかります。手袋両手分でも1カ月ちかくかかっていたと思います。それでもはじめてにしては早いものです。

 

いざ完成して、ラッピングをして、手紙を付けて。父の日のプレゼントに娘はその手袋を主人に手渡しました。どう反応してくれるかウキウキしながら。(季節はずれの手袋ですが、娘は主人が釣りに行くときなどにいつでも手袋を使っていることを見ていましたから、1年中使ってもらえると思って手袋にしたいと決めたのです。)

 

 

 

しかし、プレゼントを受け取った主人の反応は冷めたものでした。受け取って、中身をちらっと確認して、手紙を読まずに娘に発した言葉は「うん」その2文字です。何がうんなの?と・・・娘の顔をみると当然寂しそうにしていたので、私が彼に言いました。

一生懸命手作りしたんだよ?自分の自由時間を全部使って頑張ったんだからはめてみたら?と。すると、今はいい、がみがみうるさい、俺は外で仕事をしてきて疲れているんだと。私の話など、当時から聞き入れてはもらえませんでした。

 

そして、その日から娘は主人のことを良く見ていました。仕事に行くときに、今日は手袋をはめてくれるかな?休みの日、釣りに行くときに持っていってくれるかな?と・・・しかし、その手袋は主人の部屋にさえ持ちこまれることはなく、ラッピングの袋に入ったままでリビングの横の棚の上に置かれたままでした。

私の記憶している限りでは、ただの一度も手にはめていません。一生懸命頑張った子供の心を踏みにじるような、そんな行為を平気で出来る人間なんです、あの人は。

 

 

それから1カ月もしない内に、我が家に義理の母が訪れました。そして・・・私と娘が食事の買い物に出て帰ってきたときに、あのラッピングごと手袋を庭の焚火の中に放りこんでいるのを目撃してしまったのです。酷すぎますがすべて実話です。

娘もその場面を見て、泣きながら何も言わずに部屋に駆け込み閉じこもってしまいました。私はそれは大事な子供から主人へのプレゼントなんですよ?と義理の母に抗議をしましたが、こんな汚い手袋なんか使えるわけがないだろう、本人もいらないと言っている、そもそもお前が子供にこんなものを作らせるのが悪いと叱られ・・・その目の前で娘の愛情がたっぷり詰まった手袋は灰になりました。

 

私も流れでる涙をこらえきれませんでした。主人になんとか言ってよ!と抗議をしましたが何の言葉を発することもなく。生意気な嫁だと散々罵られ・・・

娘はそれからしばらくの間、笑顔を見せなくなりました。体調も崩し、主人と目も合わせなくなってしまいました。当然ですよね。本当に酷すぎます。

 

そんな事を平気で出来る人たちです。あの一家は鬼です。こうして思いだされる全ての記憶が普通の人間とは思えないほど酷いものなので・・・この場を借りて吐きだせることをありがたく思います。

また少し、心が浄化されました。人の皮をかぶった鬼たちの決別のときは、もうすぐそこまで近づいています。