今すぐ消えてしまいたい

主人の親族にいびられ続けて精神的に限界です

【つづき】冷や汗をかきながら自分の部屋で待機していました。義姉に私が家に戻ってきている事を知られたら一巻の終わり

遅くなりました。

先にみんなの食事を作っていました。孫の笑顔は一気に心を浄化してくれます。

 

先ほどの続きを書かせていただきます。

 

私は部屋でかなり緊張しながら待っていました。物音を立てたら必ずむつみに見つかる・・・恐怖でおかしくなりそうでした。義理の母ももし一緒に来ていたらどうしよう?不安と緊張で押しつぶされそうになって、でも子供たちが外で対応してくれているから大丈夫と、耳を済ませて会話を聞いていました。

 

リビングとは少し離れているので、全ての会話が聞き取れるわけではなかったのですが、むつみは少し驚いた様子で

 

なんであなたたちがここにいるの?何をしているの?と何度も聞いていました。私からしてみれば、あなたがなぜ私の家に当たり前のように入ってくるんだろう・・・と思うのですが。別にもう私もあの家を出るつもりなので、どうでもいいのですが。

 

息子はうまく話をごまかそうとしてくれたみたいですが、台所のものをダンボールに詰めていたところだったので明らかに怪しいですよね・・・どうにかして誤魔化そうと話をしてくれていたみたいです。

むつみは私が娘の家にいる事を知っているので、娘に対して私の事をあれこれ質問していたようですが・・・今はかなりショックを受けて落ち込んでいるからそっとしておいてと説明してくれていました。

今日は頼まれて洋服をとりにきただけだから、それをとったらすぐに帰ると伝えていました。

 

するとむつみが突然・・・

 

 

 

お母さんの部屋の鍵を借りてきたのなら、あの部屋をあけてくれない?ちょっと中にとりたいものがあるの。

 

と言い、どしどしと足音を立てて部屋の前まで来ました。もう私は心臓が破裂しそうなくらいになっていて、緊張しすぎて吐きそうな状態になっていました。

薄いドアを隔てた向こう側にはむつみがいる・・・そう思うと体が震えてしまって、思考も止まりそうになっていました。

 

そこで娘が、もう部屋の洋服はとりだしたし、今日は帰るところだったの。台所のものも何か必要かと思ったけど、見ても良く分からなかったからまた今度にする。

部屋の鍵はお母さんに聞いてみないと、私が判断できることじゃないから今は開けられないよ。おばさん、お母さんがなんでこの鍵を部屋につけたか知ってるの?そもそも今日はおばさんの方こそ何しに来たの?

 

色々とまくし立ててくれました。本当に・・・頼もしい。前にも書きましたが、むつみは娘のことが少し苦手なので、たじろいでいる感じは声を聞いているだけでも伝わってきました。

 

 

私は弟に頼まれたものを取りにきただけ・・・そう口ごもりながら、リビングの方へ戻っていったようでした。

そこで部屋をこんこんとたたき、お母さんと小声で私を呼ぶ娘。恐る恐るとびらを少しだけ開けてみると、今の内に裏から出て車の方まで逃げておいて。あとはなんとかしてすぐに追いかけるから!と言ってくれました。

 

見つかったらどうしようという気持ちを抑えながら、外に出て部屋の鍵を閉め、そのままはだしで車のある駐車場まで走りました。息は切れ、苦しくて怖くて足も震えていましたが・・・一心不乱に走って車に到着しました。そして、車の外でかがんで子供たちを待ちました。

 

 

それから10分たたないくらいで子供たちが来てくれました。

靴をはき、車に入って体を低くして、そのままとりあえずその場を離れました。怖かった・・・荷物は結局最初に運んだダンボール2箱分しか持ちだせませんでしたが、それだけでも良かったです。

 

あのとき、息子がむつみの注意をそらしてくれていたそうです。

娘が気付かれないように私の靴を回収して、そのままむつみを家の中に残して家を飛び出してきたようです。

 

 

まさかのアクシデントでしたがどうにか無事に脱出できてほっとしました。でも危険でしたね。私の考えが少し甘かったのかも知れません。

あそこで見つかっていればまた元の地獄に連れ戻されてしまっていたわけなので・・・メールの返事もしていない状態で私が家に戻ってこそこそとしていた事が知られたら、今度こそ義理の母に直接呼び戻されてしまうでしょう。

 

 

残りの荷物のことはまた今度考えることにします。今日は疲れました・・・

本当に怖かった・・・でもこうして無事に戻ってくることができたのは、子供たちのお蔭なので感謝しています。

 

早く自分の住む新しい場所を探さないと。

いつまでも子供のお世話になっているわけにもいきませんものね。

 

あと少しで私はあの場から完全に消えた存在になれる。あの人たちとお別れできる。希望に満ちた生活が待っている。そう考えると心の底から喜びが沸き上がってきます。