男の人の心理が分かりません。あれだけ愚弄した人間に対してなぜこんなにも必死に?今届いたメールでは
あの人の心理が分かりません。分かる必要もなければ、分かろうというつもりもないのですが・・・メールが届けばつい読んでしまいます。永遠のお別れも近いのに。私がそうしようとしている事、察知しているのでしょうかね。
私は何があっても連れ戻されませんし、あの場所には帰りません。ご心配してくださる皆様の事は裏切りません。
仕事がもうすぐ終わる時間なので、確認のメールを送ってきた主人。そもそも私が連絡に一定期間反応しない事があれば、それだけで相当怒り散らしていた人が、今では必死に感情を抑えつけて我慢しているのか、今のところは怒った様子を見せていません。
今届いたメールには
今日は待っている。お前が来てくれるまで待っている。
こう書かれていました。
いつもの威勢はどこへ?こんなに女々しいメールを送ってこれるのですね。これもいつわりの、うわべだけの感情なのでしょうけれど。私が情に流されやすく、甘い人間だという事は主人も熟知しています。
それが私の弱点であり、悪いところなのですが・・・最終的に、相手がどんなに悪くても、間違っていても、情に流されて許してしまうことが多々あり、それにより失敗して後悔することも多かったのです。
自分でもなおしたいと思う欠陥なのですがなかなかうまくいかず。むつみは特に私のそんなところにつけこんでくる人でした。
今後、あの人たち以外にも、自立した生活をすれば様々な人に出会います。相手が良い人ばかりとは限りませんし、私の甘い部分を嗅ぎつけて付け入ろうという人も出てくる可能性はありますから、これからは今までの自分を見つめ直して、反省すべきところはしていかなければと、ノートに書きだしているところです。
52才になって、今更こんな事をしているなんてお恥ずかしい話ですが、思いつく限りの欠点を書きだしてみると、私自身が原因であの地獄のような生活を招いてしまったのではないかと、深い罪悪感に落ちいることもあります。
この30年あまりを狭い狭い世界の中で生きてきたので、外の世界で生きぬくための知恵も今後は身につけながら前へ進んでいけるように努力をします。
主人からのメールは当然無反応を貫きますが、夜まで私が何も反応せず、指定の喫茶店まで足を運ぶことがなかったら?あの人は今までのように激昂するのでしょうか。それとも、本当に心を入れ替えているのなら、私が現れなかったことに落ち込むのでしょうか。・・・ないですよね、そんなこと。あの人に限っては。想像もつきません。
もしこの呼び出しそのものが義理の母の考えた作戦で、その先に何かとんでもない計画が待ち受けていたらと思うと恐ろしいです。あの人にはもう何があっても一生会いたくない・・・長年体に植え付けられてしまった恐怖は簡単に消すことが出来ず、声を聞いただけ、姿を見ただけで私の思考は完全に停止してしまうのです。
今夜は少し奮発した豪勢な食卓を皆で囲んで、笑顔あふれる温かい食事を満喫したいと思っています。このような環境に私を迎え入れてくれた娘夫婦に心から感謝して。私を幸せな気分にさせてくれる孫の笑顔を目に焼き付けて。
この幸せを明日からの原動力に変えていきます。