誰に話しても架空の話だと信じてもらえない気がしていましたが、ここなら大丈夫と思って書きます。姑が私にしたこと
息子と別れ、無事に帰宅しました。今日はあまり長く時間は割けなかったけど、明日も時間作るから一緒に仮の住まいを見つけて早めに移動できるようにしようと言ってくれました。
今夜はコンビニで買ってきた昆布のおにぎりと、インスタントのお味噌汁が私の夕食です。本当は栄養を取らなければ倒れてしまいそうで怖いのですが・・・今はどうしても食欲がないのです。
こんな質素な食事でも、主人とあの家で食べていた夕食よりもずっと美味しく感じられるはずです。ストレスから解放されて、自由にのんびり、気を張ることもなく食事をできる、そんな当たり前が私にとっては幸せな出来事です。
今日息子と話をしているときに、息子がふと義理の母に関する嫌な思い出があると言い出しました。何かと思い聞いてみると・・・
私も忘れていたような、まだ息子が幼い頃のかなり昔の話でした。しかし思い出してみると確かにそれは残酷な出来事で、当時だれにも相談できず、主人にも向き合ってもらえず、胸の内に閉まっていたことでした。
誰かに話をしても、被害妄想なんじゃないか、さすがにそんなに酷いことをする姑はいない、あなたにも原因があるから仲良くできないんじゃないか、そんな風に言われて私の訴えが信じてもらえないのではないかと恐ろしく、心の内側にしまいこんでそのままにしていた出来事・・・
当時を思い出したのでここへ記しておきます。
その出来事の直後に私は入院をしましたので、ところどころ記憶が曖昧なのですが。
その日は夏の暑い日で、主人に連れられて子供2人と義両親のいる実家にお邪魔していました。
幼い子供達はじいじとばあばに懐きたいものだと思いますから、当然寄っていきます。義理の父の方は孫が可愛いのか、よく相手をしてくださったのですが(でも以前も書いた通りかなり変わった人です)義理の母の方は・・・たぶん、孫たちにさえ笑顔を振りまいたことはほとんど無いのではないでしょうか?
娘の方は、そのばあばの雰囲気に多少は気付くような年齢になっていましたから、少しづつ自然に距離を取るようになっていました。
それでも、せっかく会ったときには遊んで欲しかったり、お話を聞いて欲しかったりと、手紙を書いて持って行ったりしていたと記憶しています。
娘がイラスト入りの手紙を渡してもほとんど表情を変えない義理の母の姿を見て、私は当時から胸が締め付けられるほど悲しい思いをしていました。
また別の機会に書こうと思いますが、あの人は娘からもらった手紙を、娘のいないところでビリビリに破いて捨てていました。私はそれを見て愕然としたのです・・・
息子は当時まだ幼いということもあって、ばあばの膝の上に座りたがったり、じゃれ回っていました。さすがに少しくらいは遊んでもらえるだろうと、私もすぐそばで様子を伺いながら笑顔で見守っていたと思います。
すると義理の母は大きな声で突然、本当に突然怒鳴りはじめました。
この不細工な子供は本当にうちの息子の子かい?
・・・以前もそう言われたことがあると書いたかもしれませんが、これは何度も何度も言われました。息子の顔が気に食わないと、子供がいない場所でも、子供の前でもお構いなしに・・・やめてください。と言っても受け入れてもらえず、生意気を言うなと湯呑みを投げつけられたこともありました。
義理の母は息子の服を突然脱がしはじめ、泣きわめく息子をおもてに出しました。何が起こったのかわからず、そして彼女がなにをしたいのか理解もできず、いそいで追いかけていくと・・・
実家のすぐ前に流れている小さな用水路のようなところへ息子を放り込もうとしていました。慌てて飛びついて、息子を引き剥がそうとしましたが腕を離してくれません。
私は脇腹を何度も蹴り上げられ、うめき声をあげながら耐えました。2人で泣きながらお願いをしてなんとか手を離してもらったのですが、強く掴まれていた息子の手は腫れ上がり、骨折をしているのでは?と思うほどの状態になっていました。(骨は折れていませんでしたが)
泳ぎを教えてやろうと思っただけなのに大袈裟な
義理の母はそう言っていましたが、何を考えていたのか、本当に投げ込もうとしていたのか・・・恐ろしすぎて想像したくもありませんでした。
私は身体中にあざができましたが病院で理由を言えず・・・しかし精神的に参ってしまい体調を崩して短期的な入院をしました。
子供を家に残したまま入院をしていることがどうしても嫌で、心配で、すぐに戻りたかったのですがどうしても体が動かず辛い思いをしました。もう消えてしまいたいと思って変なことを考えたことすらあったと思います。
息子は幼い時の記憶ですが、この時のことを鮮明に覚えていて、子供ながらにお母さんをいじめるばあばが嫌い!とずっと思っていたそうです。
その件以降私も出来る限りあの人たちに子供を近づけないよう努力をしたつもりですが、本人たちも少しづつ自主的に避けるようになっていたのですね。自分たちのことがどうのよりも、私のことを心配してくれていた優しい子供達・・・頼りない母親が守ってあげられなかったばっかりに、自分たちが強くなるしかなかったのかもしれません。
今まで申し訳ないことをしてきました。
反省しても、後悔しても、どうしようもないので・・・今後の人生で子供たちや孫達を少しでも笑顔にさせられるよう、償っていけるよう、努力をしていこうと思います。
義理の母はむつみよりも、主人よりも異常者です。
今でこそ老人ですが、鋭い眼光は変わっていません。あの目で睨まれると私の体はすっかり萎縮してしまうのです・・・
恐ろしい経験をしてきました。辛い思いをたくさんしてきました。ひとつづつここに吐き出すことで、心が少しでも軽くなっていけば嬉しいです。
そして、新しい人生をスタートさせることで、これまでに経験してきたことを帳消しにできるほどの幸せを手にいれてみせます。そうならなくちゃ、折角手を貸してくれている子供達にも失礼ですものね。
早めに食事を済ませて、お風呂の支度をして、みんなの帰りを待つことにします。
もうすぐこの家を出ることになりそうですが、温かい家庭は本当に素晴らしいですね。