実家に怒鳴り込んだ息子が言われた言葉と下した決断。逆に家族の絆は深まり
息子から連絡がきて、しばらく話をしていました。昨日私が苦しんでいる当時の日記を読んで、今まで主人やむつみから聞いていた真実とあまりにかけ離れていたことを指摘したそうです。
なんであんなに酷いことをし続けてきたんだと、誰も助けようとせず、誰も手を差し伸べず、苦しくなって出ていった母さんだけを責めて、戻ってこなければ卑怯な嘘までついて引き戻そうとするその考え方はひどすぎる!と・・・正義感の強い息子の中に溜まった思いを全て実の父親にぶつけたようです。本当はそんなことしたくなかったはずなのに、家族がバラバラにならないために必死に動いていたのに、その思いを踏みにじられて息子は深く傷ついたはずです。
息子もそうですが、私も一時は主人が本当に反省しているのではないかと感じていました。やつれた姿を見て、目に涙を浮かべていたと聞いていましたから・・・情に流されて少しは会って話をした方が良いのではないかと思っていたほどです。
しかし、あの人の態度はやはりすべてが演技だったのだと思わせるひとことを息子は吐き捨てられることになったのです。
お前もあの女の血を引いているだけあってやっぱり使えないな
実の父親が言いますか?私は耳を疑いました。本当にそんなに酷い言い方をしたのかと、聞き返してしまいました。それでも息子は間違いないと言いました、怒りを通り越してもう完全に吹っ切れたと言っていた息子の声は意外にも冷静なものでした。
俺はもうあの人たちと縁を切ることに決めたよ。それが息子が全ての真実を見た後に下した決断でした。最近まであの人たちの言葉を信じて必死に動き回っていた自分が情けないと。なきそうな声で私に謝ってきた息子のことがかわいそうで仕方ありませんでした。
でもこの結果でよかったのかも知れません。息子が思い直してくれたことで私たち家族の(あの人たち以外の)絆は深まりましたし、息子の決断で私も心置きなく主人と離婚ができます。完全な他人になって、あの人たちのことを考えない生活ができます。離婚をしたいという気持ちは前々からありましたが、私が唯一躊躇していたのは、親として子供のためを思ったら夫婦が他人同士になるという決断を下してはいけないのではないか?ということ。
でもこれで私は何も考えることなく、あの人に離婚届を突きつけることができます。
未だに離婚を認めていないのか、それともそろそろあの人自身も諦めがついているのか。あの鬼たちの考えることを理解しようとしても難しいですが、どう思われていようとも私自身が考えを曲げることはありえません。
もう子供達に一切負担をかけないで欲しい、迷惑な行動はとらないで欲しいと、切に願います。このまま大人しく引き下がるとも到底思えないのですが・・・