今すぐ消えてしまいたい

主人の親族にいびられ続けて精神的に限界です

私が鬼退治をしてあげるから任せなさいよ。そう言うと私の携帯電話を取り上げ、勝手に電話帳を調べ始め

確かにぼやきました。愚痴を言ってしまいました。何でも親身になって聞いてもらえるのがうれしくて。共感してもらえるのが心地よくて。知り合ったばかりの他人に話すべきではないような事までペラペラと話してしまいました。「私がはけ口になってあげるから」「ここには似たような経験をして逃げてきた人がたくさんいるんだからもう心配しなくても大丈夫」そう言われて、温かい言葉に包まれて安心しきってしまった私が甘かったのです。

最終的な目的は何か分かりません。私の事をただただ甚振って、虐めて楽しんでいるだけなのか。本当に私の過去の話に共感してくれて、あの人たちへの復讐を手伝うと言っているのか・・・今は彼女たちの考えが分かりませんけれど、とにかく対峙するのが恐ろしく、無理を言って数日間の休暇と住まいの移動を認めていただきました。

 

しかしこんな事はいつまでも続けられません。当然ですが、期日は明日までです。明日までで気持ちの整理をして、あの相部屋に戻るのか、それともまたここからも逃げ出すのか。自分の弱さが嫌になりますが、強い決心をして娘のところを飛び出し、反対されても押し切ってここまできたので・・・簡単に逃げ帰ることはできません。今では娘夫婦も応援してくれていますが、さすがにこんな短期間で大の大人が虐めを理由に逃げ帰るなんて誰が聞いても情けない話ですから。

 

 

 

一度みよさんが、私の話を聞いているときに急に私の携帯電話を取り上げたことがありました。最初は冗談なのかと思っていましたが、どうやら本気でむつみに電話をかけて何かを言いそうな勢いで驚きました。着信拒否はしていましたが、むつみの携帯番号は今も私の電話帳に入っていますし、仕事に没頭していて忘れかけていたあの人の表情、声、私をいびる態度が脳裏によみがえると、一瞬にして気分が悪くなりました。

そういう人たちには思い知らせてやらないとダメ。一生苦しめられていいの?離婚が成立すれば今度はかわいい弟と離婚をして苦しめたとかなんとか言っていちゃもんをつけてくるんだから。それが分かり切ってるのに先制攻撃をしかけないなんて馬鹿げてる。

 

そう言われてもその言葉はまったく私の頭には入ってきませんでした。携帯電話を奪い返すのに必死で、かなり強い力でみよさんの事をつかんでしまいました。自分の問題なので自分でどうにかしますと・・・むつみに私の電話から赤の他人が連絡をすることで、逆上したあの人が何をするか分からなかったのです。あの土地に残してきた娘夫婦のことを考えると心配で心配で。

その時の私の態度が気にいらなかったのでしょうね。私の厚意を無下にしたとみよさんの事を怒らせてしまったのは私なのです。最初からあんな話を事細かにしなければ良かったものを・・・

 

優しい言葉に甘えて後先考えずにすべてを話してしまったあの時の行動を、今では心から後悔しています。