今すぐ消えてしまいたい

主人の親族にいびられ続けて精神的に限界です

私が今すぐ誰にも言わずにここから消えてしまえばそれが1番いいのではないか

家族団欒に加えてもらい、お婿さんや娘と話をして、美味しそうに私の作った食事を食べてくれる孫の笑顔を見て、私はつくづく幸せ者だと感じることができました。私のことを家族として受け入れてくれる人がいる。それがどれだけ幸せなことか。長年味わっていなかったので忘れかけていたのかも知れません。

「形式上だけ」の妻で、家政婦のようにただただ家の中の仕事をさせられ、することひとつひとつに文句を言われ、もちろんその労働に対する対価は支払われません。自分が生きていくため、主人やその親族の食事やお酒を買うために外でパートをして雀の涙ほどの賃金を稼ぎ、その中から必死に貯金もしてきました。

 

自分はこの人たちに家族として見てもらってはいないんだ。そう感じてから20年以上、私は耐え続けてきました。その間に心は荒んで、何の面白みもない抜け殻のような人間になってしまいました。子供達が家を出て独立し、幸せな家庭を築いている事は嬉しく思っていましたが、あの頃の私はこの世の中に一人なんだと、一人孤独にこの狭い箱の中でその生涯を終えることになるのだと、どうしようもなく暗いことばかりを考えていたのです。

 

そんな私が、今は笑顔に溢れる食卓で、温かいお料理を食べられているのです。私の事を気にかけてくれる家族がいるのです。よくよく考えると、こんなに贅沢な環境にいながら後ろ向きな考えばかりをしていたら罰が当たりますね。

 

 

 

体の機能に障害が現れるほどの精神疾患は、気合いを入れて直す・・・というような事は当然できません。むしろ、薬を使ってプロのカウンセリングを受けていても完治する保証などどこにもないのです。なので、私がいくらポジティブな考え方をしようと思っても、完全に前向きになることなどできません。それはわかっています。

それでも、いつもいつも暗い思考でいるよりも、少しは明るい事を考えたり、楽しいことを考えて笑ったり、未来に希望を馳せたり・・・そのくらいの事はできます。それが、心のリハビリになるかも知れません。

 

家を出て、このまま消えてしまおうかと思っていた時に、孫が私に絵と手紙を書いてきてくれました。何気ない日常を描いた笑顔の私と娘と孫の絵。洋服は薄着で、夏に一緒にプールに行くところだと教えてくれました。

手紙には、ばあばいつもありがとうと書かれていて、その絵と手紙を見た時に、思わず泣いてしまいました。孫は私が悲しんで泣いているのだと思って心配してくれていましたが、ありがとう、嬉しくて涙が出ちゃったんだよと言って抱きしめました。

 

もう少し強い人間になります。52歳にもなってお恥ずかしい限りですが、私はすごくすごく弱い人間なのです。臆病な人間です。ここのところ毎日のように考えています、自分が変わるために、いますべきことを真剣に考えなくてはいけないのだと。

 

明日は今日よりもほんの少し強い自分になります。