今すぐ消えてしまいたい

主人の親族にいびられ続けて精神的に限界です

悪夢のポテトサラダ

今夜は娘が無性にお母さんのポテトサラダが食べたくなったと言ってくれたので、ポテトサラダを作りました。これも母のレシピなのですが、特別なことは特に何もしない、平凡でシンプルなポテトサラダです。

強いて作り方のコツを挙げるなら、じゃがいもはお水からゆっくり茹でる事、きゅうりや玉ねぎなどの野菜は塩もみをしておいて混ぜ合わせる前に水分を良く切ること、じゃがいもが熱い内にマヨネーズをまぜないこと、隠し味に少しだけからし(粒マスタードでも可)を加えること。これくらいです。要点を1つづつ丁寧に作るだけで、同じお料理でも見違えるくらい美味しく仕上がります。

私も母の作ってくれるポテトサラダが大好きで、そのまま食べたり、パンに挟んでサンドイッチにしたりしてたくさん食べました。父は母の作ったポテトサラダをつまみにして、よくお酒を飲んでいました。我が家では皆が笑顔になれる大好きなメニューだったのですが・・・

 

今でも当然好きなのですが、ポテトサラダを作るたびに思い出す暗い記憶があります。

 

 

 

ある日いつものように夕飯を作っているところに、主人が少し早く帰宅しました。夕飯はまだ出来上がっておらず、その時点で彼は不機嫌に。少し早く帰ることになった、夕飯や風呂の準備を早めてほしいと言っておいてくれれば、こちらも対応のしようがあるのですが・・・そういった連絡は一切してこないのがあの人の特徴です。

自分の思い通りにいかないと、それがたとえ自分の伝えていないことであったとしても不機嫌になり、私や物に当たり散らすのです。そのときはもう子供達が家を出ていたときですから、子供の目も気にしなくていいですし、信じられないくらいの大声で、そんな小さなことを怒鳴り散らすのですよ、今思い出しても胸が苦しくなります。

 

今すぐ準備しますからと、茹で上がったじゃがいもの皮を急いで向いていると、そのじゃがいもを主人が無理矢理私の口に強く押し付けました。当然まるまる1つは口に入りきりませんし、茹で上がりたてのじゃがいもが口いっぱいに詰まって舌と上顎は酷く火傷をしました。そして、息ができなかったのと気管の方に物が入ってしまったのとで、むせこんで何も喋れないくらい、涙を流しながら苦しみました。

そんな私を見て主人は、本当に鈍臭い女だな、飯も満足に作れないならなんの役にも立たないからどこかへ消えてしまえばいいんだ。と頭の上から酷い言葉を投げかけたのです。

 

ポテトサラダを作ろうとすると、今でもその時の記憶が鮮明に呼び起こされます。しかし、辛くて作れないほどではありませんから、娘や孫が喜んで食べてくれるのであれば、私も喜んで作ります。

毎日のように私にいなくなればいい、役立たず、と言い続けてきた主人が、今では連れ戻すことに必死になっているのが・・・本当にバカみたいですよね。

 

日常生活のいたるところで、ちょっとしたきっかけで過去のことを思い出してしまうのはいけないことですよね。心のリハビリがもう少し必要なのかも知れません。