主人から息子に電話がかかってきたそうです。「お前は父さんを裏切らないと思ってる」
子育てには一切無関心、子供のことなんてどうでもいいと思って生きてきたような人が今更息子を味方につけようと思っているのか・・・都合の良すぎる話ですよね。
息子曰く、今後私が引越しをすると情報が入ってきたら全部教えて欲しいと言われたそうです。私が携帯電話の番号を新しくしたらその情報も伝えるようにと。そんな根回しを息子にするなんて姑息です。
実際、あの人から息子に電話がかかってきたのなんて何年ぶりの話みたいです。息子も主人に良い印象がないと言いますか、それ程仲良くしたいと思っていないでしょうから、必要なときだけ要件を伝えるくらいの連絡をする程度なのだと思います。
今さら俺にこんな連絡をしてきても無駄って気付かないのかね?
息子は笑っていましたが、主人のなりふり構わず、使えるものは全部使ってでも私を捕まえようとしている姿勢が怖いです。恐怖を感じます・・・
あの人が私を家に連れ戻したら、何をさせたいのか。
今まで通り滞りなく家事をさせたいのか、それとも私のこれまでの態度について責めて、義理の母やむつみと共にさらなる恐怖を植え付けたいのか。もう二度とそんな思いを起こさせないための恐怖を。
どちらにしても、今度あそこに連れ戻されてしまえば、一切の自由を奪われることは間違いありません。携帯電話やパソコンは取り上げられ、常に監視される生活。むつみは実家から我が家に移り住み、そこで私の監視役になるかもしれません。
あの人たちなら本当にそれくらいのことをしますから・・・絶対にもう戻ってはいけないのです。見つかっても、捕まっても、絶対にだめです。そこには今まで以上の地獄が待ち構えていますから。
主人と親族は今日も一緒にいるでしょうし、家族会議をしているかもしれません。
はるこの事をどう捕まえようか、どうこらしめてやろうか、二度と逆らわないようにどう痛めつけてやろうか・・・そんなことを楽しそうに話している鬼たちの姿が目に浮かびます。
あそこは地獄です。
死ぬ気で頑張ってでも、あそこに戻らないための努力をします。
鬼の巣窟に今度放り込まれれば、今度こそ私はこの世から消えてしまうも同然です。恐怖と隣り合わせの現状を一刻も早く打開するために、歯を食いしばって前へ進みます。