今すぐ消えてしまいたい

主人の親族にいびられ続けて精神的に限界です

土の味

娘のお婿さんと話をしていました。今後のことを色々と相談に乗ってもらっていました。皆さんにおすすめしていただいている、シェルターの件も詳しく知っていたので、話を聞くことができました。ご紹介してくださった皆様、ありがとうございます。

 

いよいよあの家を永久的にはなれることが決まり、その時が近付いてきたことで、あの家で受けた数々の苦痛のことを思い返していました。

何百回、何千回という暴言を受け、暴力を受け、身も心も崩壊したあの場所から、遠く離れた場所に移動できると思うと、喜びの感情よりも先にホッとすると言いますか・・・何とも言葉には言い表しにくい複雑な心境に包まれています。

 

小さな庭ですが、我が家には庭があります。

息子が小さいときには一緒に池を作って、縁日ですくってきた金魚を泳がせたりもしました。植物好きな娘とは一緒に野菜を育てて、小さいけどとっても美味しいトマトやナスを収穫した思い出もあります。

愛犬のチロもあの庭で生活をしていました。バーベキューをして、鉄串で足を刺されたのもあの場所です・・・・

 

 

 

私にとってたくさんの思い出のある家ではありますが、大半は思いだしたくもないことばかり。

主人に引きずられ、地面に叩きつけられて、何度もあの庭の土の味を味わいました。ストレスで顔面神経通に近い症状が出たときには、義理の母から気色悪いと言われ、真冬の寒空の下で何時間も庭で正座をさせられました。腹が減っているなら庭に生えている雑草でも食っていろと言われ。

 

人間の皮をかぶった鬼、悪魔。そのようなご指摘をいただきましたが、その通りです。私はそんな鬼たちに今までの人生を征服され、台無しにされてきました。

私自身の責任もあったにせよ、あの人たちは楽しんでいたのです。こんな都合のいい女が嫁として嫁いできたことを、まるで生贄が自分から飛び込んできたかのように・・・・楽しんでいたのです。

 

あと2時間であの家に残っている私の思い出はすべて消えてなくなります。

 

後悔や未練がないと言えば嘘になります。

しかし、もう決心できました。決別することを決めました。

これから先の人生で私はもっとたくさんの幸せを掴み取れると確信しているので。

 

 

52才になるまで、あの生活を受け入れ、屈していたのは私の責任です。私が甘かったせいであの人たちを付け上がらせ、そして付け入らせてしまったということ。

 

反省しても、後悔しても、悔やんでも、自分自身のことを恨んでも今更どうにかなることではないので・・・

 

今日を境に、明日から新しい人生を歩む気持ちで、心を入れ替え後ろを振り返らなず進むことを決めました。

 

弱い私には大変な決断で、本当にできるかどうか不安な気持ちもあるけれど、離婚して新しい人生を歩む上で幸せを掴もうと思ったら、中途半端な気持ちでは達成できないことがたくさん出てくると思います。

世の中そんなに甘いものではありませんものね。今までの生ぬるい自分の考えを改めて一歩づつ前へすすむ覚悟を決めました。

 

 

どうか、私の余生の中で、これまでの人生の中でも最高の幸せを感じられますように。